A.ランゲ&ゾーネ「Lange Haus 2023(ランゲ・ハウス2023)」

Culture

A.ランゲ&ゾーネ「Lange Haus 2023(ランゲ・ハウス2023)」

世界五大時計メーカーA.ランゲ&ゾーネの完全招待制イベント「ランゲ・ハウス」に参加してきました。
会場は代官山のCARATO71です。今回は2023年の新作、アイコニックモデル、貴重なアーカイブ、ムーブメントの展示があります。

どういう方法で招待されるかわかりませんが、私の場合は一本購入した後にランゲ初のスチールモデル「オデュッセウス」の予約が再開され、エントリーするために1000万円前後の時計を続けてオーダーした流れで自分から聞きました


会場につくと、30代から40代の若い方が多く、子供を連れて家族で参加している人たちもいました。受付に荷物を預けた後に担当者が迎えてくれます。
イベントホールに入ると飲み物(シャンパン・ノンアルコール・炭酸水)がサービスされ、ハイカウンターテーブルで立ちながら、6年ぶりに来日された製品開発ディレクターのアントニー・デ・ハス氏によるスピーチを聞きます。

内容は最初に現在と未来のコレクター(子供たち)への挨拶があり、オデュッセウス・クロノグラフ、ツァイトヴェルク・ミニッツリピーターの説明と、通訳の方にミニッツリピーターの擬音の真似をして欲しいというムチャブリが何度かありました。スピーチは20分くらいで立っていても苦にならず好印象でした。

その後、展示会場でランゲの人たちと会話ができます。退出は自由でした。日本のランゲの時計師が分解したパーツや道具を見たり、ドイツのエングレーバーに自分のランゲの彫刻を見てもらい、誰が彫刻したかの証明書を貰えます。
(参加者の時計はランゲ1率高めでした。)営業担当者も自分から営業などせず、欲しい時計があれば、製造終了モデルでもドイツの在庫調べてくれます。

ちなみに製造終了モデルは驚くほどプレミア価格です!直営店のスタッフの方々も良い人たちで、説明をしたり子供の相手をしたり終始和やかな空間でした。
A.ランゲ&ゾーネはリシュモングループの中でも営業が特殊だと聞いていたので意外でした。

「ランゲ・ハウス」とはモデルごとに専用のムーブメントを開発するA.ランゲ&ゾーネの希少モデルの過去から現在までを知れる良い機会で、新しいコレクターの道標になるような大変良いイベントだと思います。


この記事を書いた人-
コレクターAY

A.ランゲ&ゾーネ愛を貫くコレクター。
メガネがトレードマーク。