私がランゲを選ぶ理由
2024年10月24日、ランゲ&ゾーネの新作イベントに行ってきました。
新作の発表は前日の24日に解禁されていたようですが、私は会場で新作を見るのを楽しみにしていたので、一切前情報は持たないで行きました。
2024年の新作は先に25周年アニバーサリーとしてダトグラフが3モデル発表されていましたが、最低価格が約2000万円、最高価格が約1億円だったので予算的にオーバーです。どうしたら買えるかを考えさせられる、お金持ちと格差を感じていました。
会場に到着すると、担当者の方が出迎えてくれて、過去に発表されたアニーバーサリーモデルを説明してくれました。今回は飲み物(シャンパン・ノンアルコール)の他にフィンガーフードがサービスされました。
席に着くと映像による新作の発表です。
私は個人的にクラシックなサイズの時計が好きなのでリトルランゲの方が好きですが、自分の考えが変わるくらいのランゲ1推しの映像でした。ランゲ1はランゲ&ゾーネのアイコンですからね、わかっています。
30周年アニバーサリーとして発表されたモデルはランゲ1が2モデル、リトルランゲが2モデルです。
Ref.191.062
(847万円)
©️A. LANGE & SÖHNE
Ref.191.063
(715万円)
©️A. LANGE & SÖHNE
Ref.181.062
(803万円)
©️A. LANGE & SÖHNE
Ref.181.063
(631.4万円)
©️A. LANGE & SÖHNE
プラチナケースに黒文字盤の組合せは久しぶりの登場で、特に初期の黒カレンダーはダースベイタ―にちなんで「ダース」と言われています。
担当者さん曰く、25日の時点で電話のオーダーを含めて全世界で200本以上オーダーを頂いているとのことなので、私も快くランゲ1とリトルランゲの2本オーダーしました。ところが、その日の午後にお支払いに行くと既に売切れでした。凄まじい人気です。
その後、アフターサービスについて話をしていると、ランゲのアフターサービスについて素晴らしいと思った所があったので、紹介したいと思います。私は自分のことを時計愛好家とは思いませんが、一般的なメーカーの対応ついては知っている方だと思っています。VIP待遇についてもある程度は知っています。だから、今回は一般的なアフターサービスという点でお話をしたいと思っています。
時計愛好家なら、時計愛好家ではない私でも気に入った時計ならば綺麗な状態を保ちたいと思うはずです。(お金持ちで気にされない人もいるとは思いますが)しかし、メンテナンスやストラップ交換の度に傷が付く場合があります。
特に技術者がいない代理店の場所、どんなに教育された販売員がいてもほとんどの場合はストラップ交換で傷が付くでしょう。だからロレックスでは技術者を常駐させるようになり、カルティエでは自分で交換出来るようなストラップになったのだと思います。
パテックフィリップ、オメガ、ゼニスなどの技術者がいない販売店ではストラップ交換はどうしているのでしょうか?きっと買ったばかりの時計でも傷は付く確率が高いはずです。
もちろん、パテックフィリップやカルティエなどは本国修理になった場合、高いお金を払えばケースやラグを作り直すことが出来るかもしれません。ただ、新しい時計が買えてしまうくらいの金額なので現実的ではありません。
そして、時計の売却まで考えると、パテックフィリップやオーデマピゲは売却を制限しているので、飽きた時計を自由に出来ません。
そのように考え、ランゲアンドゾーネが長く付き合うに相応しいメーカーだと感じています。
この記事を書いた人-
コレクターAY
A.ランゲ&ゾーネ愛を貫くコレクター。
メガネがトレードマーク。